アラスカ旅行記まとめました

遅ればせながら、アラスカ旅行の写真など公開しました。

アラスカから帰ってきて思うことは「大阪暑苦しいわ~sunny
(いろ~んな意味で)
絶賛夏ばて第2段を満喫しました。は置いておいて

以下からアラスカの大自然の写真などなど見たってくださいましbow

アラスカ旅行記

Ⅰ 1日目(2013/09/06)

01 入国~チェナ川外輪船クルーズ ship
02 サンドイッチ?@Pike’s On The River fork_and_knife
03 アイスミュージアム&温泉@チェナホットスプリングス snowman
04 オーロラ鑑賞チャレンジ1回目 eyes

Ⅱ 2日目(2013/09/07)

05 カリブーや犬ゾリのワンコと出会う walking
06 ゴールデンハートパーク yellow_heart アラスカ石油パイプライン fuelpump
___アラスカ大学博物館 school
07 カニ料理@SILVER GULCH fork_and_knife
08 オーロラ鑑賞チャレンジ2回目 eyes

Ⅲ 3日目(2013/09/08)

09 ネナナ~サーモンのサンドイッチ? bus
10 デナリ国立公園 bear
11 オーロラ鑑賞チャレンジ3回目@デナリマッキンリービレッジ hotel

Ⅳ 4日目(2013/09/09)

12 デナリ駅&ビジターセンター train
13 アラスカ鉄道展望車両 mountain_railway
14 サーモン料理@タルキートナアラスカンロッジ hotel

Ⅴ 5日目(2013/09/10)

15 タルキートナからウィッティアへ bus
16 プリンスウィリアム湾氷河クルーズ ship
17 アリエスカリゾートでディナー  hotel

Ⅵ 6日目・7日目(2013/09/11-2013/09/12)

18 ホテルアリエスカ~帰国  hotel
19 帰国して思うこと  house

デナリ国立公園

アラスカ旅行記 3日目(2013/09/08)

デナリ国立公園・自然保護区は北米最高峰のマッキンリーを擁し、240万ha以上の広さを誇る国立公園です。(日本の四国よりもちょっと大きいくらい)
この公園に入るには専用のツアーに参加するか、許可を取る必要があります。
一般車両の通行を禁止しているほか、ツアーでも人間の降りられる場所、歩ける場所をが決まっており、動植物の保護に力を入れています。
高山植物などは踏まれてしまうと、それから何十年も芽を出さないものもあるそう。

中にはキャンプ場もたくさんありますが、こちらも許可を取るのは大変だそうです。
キャンプ場ではが靴を片方だけとか盗んでいく被害もあるそう。片方だけ集めてどうするんでしょうね?
もちろん野生動物が相手なので、近づきすぎてグリズリーベアに食べられてしまったカメラマンさんなどもいるようです。
自然の中では弱肉強食がルール。野生動物にしたら人間なんて弱いし恰好の餌、身を守るにはそれなりの心構えや、縄張りを荒らさないなど自然のルールを守ることが必須ですね。

動物も見たいですが、この時期は紅葉、黄葉が、どこまでも続くツンドラの大地を染めており、その美しさに「息を呑む」感動しっぱなしのツアーでした。
まずはその美しい景色の写真をご覧ください。 bow

デナリ国立公園紅葉1デナリ国立公園紅葉2地面一面に広がるのはベリー(ブルーベリーやベアベリーなど)の紅。
平らな地面に見えますが、ツンドラの大地は雨水で深くえぐられた溝(深さ30cm以上)が縦横無尽に広がっており、人間なんかが歩ける場所ではないそうです。デナリ国立公園紅葉3デナリ国立公園紅葉4これだけ沢山の植物がこの地で育つのは、地中に永久凍土があるから。雨が少ないツンドラの大地では、水を通さない永久凍土のおかげで僅かな土に水分が残るんだそうです。温暖化で永久凍土が溶けてしまえば、この植物達は枯れてしまい、動物達も食料がなくなって生態系がボロボロになってしまうんでしょうね。

公園内には川も流れています。

デナリ国立公園紅葉5デナリ国立公園紅葉6天気がよければ、山の向こうのどこかにマッキンリーが見えるそうですが、この日はあいにくの曇り。それでも朝は雨だったのに観光中は降らなかったのでラッキーでした。

そして今回お目当ての動物はムース(ヘラジカ)カリブー(トナカイ)オオカミ、そしてグリズリーベア。(その他全部で37種類の哺乳類と130種類の鳥類が生息しているそうです。)

まず最初はムース(ヘラジカ)。大きいものは体長3m、体重1t近くにもなる大きな鹿です。
公園に入ってすぐのところで親子でのんびりしていました。奥にもう一頭いるのですが写ってなかった astonished ムース ヘラジカ次はいろんなところで姿を見せてくれたグリズリーベア。これはヒグマの一種です。デナリ国立公園のグリズリーベアはベリーなどを食べて育っているので少し小さめです。サーモンを食べているグリズリーベアは巨大になるそう。

グリズリーベア1グリズリーベア2遠いのでよく分かりませんが黒いのが熊。。。近くにいても怖いけど grimacing

つぎがFOX。必死でベリーを食べていて顔が見えません。。。

FOXこんな時も動物の気を引くことは許されません
ツアーバスの中でも野生動物に人間の声を聞かせないように、動物が側へ来たら声をひそめるよう指示があります。
人間の声に慣れた動物は人間の元へやってくるようになり、やがて人間を襲えばその動物は射殺しなければならなくなるからです。

山の上断崖絶壁にへばりついて暮らしているのが、ドールシープ。遠すぎて立派な角は確認できず。
こんな断崖絶壁に住んでいるので、彼らの死因は天敵に襲われるより滑落の方が多いそうです。 そらそうだわな expressionlessドールシープ彼らは群れで生息していますが、非常に家族思いの動物で、家族がハンターに撃たれたらその子をかばおうと撃たれていない子まで崖を転がり落ちてきたのを見たことがあるとガイドさんがおっしゃっていました。

この後にもムースには沢山会うことができましたが、もう夕暮れ時間で撮影不可能でした。

この日は残念ながら狼とカリブーの姿は確認できず。また機会があれば見に行きたいと思います。

最後にデナリ国立公園の夕焼け

デナリ国立公園夕焼け夕焼けといっても時刻は22:00位!
14:00位出発だったので8時間近くのツアーも終了。
あまりの美しい景色に圧倒されあっという間に時間が過ぎていました。

また、ツアー中ガイドしてくださったのが「トラッパーイトウさん」というアラスカのネイティブの暮らしをされている日本人の方。現地ネイティブの方に村長さん?だったか酋長さん?に推薦されるほど溶け込んでらっしゃる方で、貴重な体験談が沢山聞けて、そちらもおもしろかったです。

ちなみに朝降った雨の影響でドロだらけのバス。運転手さんが窓を掃除してくれますが、すぐ白くなってしまいます。
ドロがいっぱいになると、ドロの付いてない窓の端にへばりついて外を眺めていました。

デナリ国立公園ツアーバス

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