アラスカ旅行記 5日目(2013/09/09)
無事トンネルも抜け、いよいよ氷河クルーズです。
あいにくの雨ですがコレが氷河を見るには絶好の天気だったようです。
今回乗船した船はこの船。キャプテンがめちゃめちゃナイスガイでした。
前日までクルーズの船が出せないほどの嵐だったそうで、ラッコもどこかへ逃げてしまったそうですが、会うことができました。
そしてこれが崩落の瞬間が見れるというサプライズ氷河。
天気が良いと白いそうですが、あいにくの天候のおかげでキレイなブルーに見えます。
この日は雨ということで、普段よりたくさんの崩落を見ることが。
バキっと大きな音がして崩落していきます。
Gamの声が入ってしまったので音声は消してありますが、動画は
そして崩れた氷河をピックアップしたものがこれ。お魚みたいです。
これ食べてみました。何万年前の氷の味といっても普通としか表現しようがないのですが、氷河は長い年月をかけて圧縮されている氷だからなのか、なかなか溶けないのは確かです。
サプライズ氷河の次に向かったのが、3つの氷河が一度に見れる場所です。
左からカスケード氷河、バリー氷河、コックス氷河。近年の温暖化を受けてかカスケード氷河とバリー氷河は後退氷河ですが、コックス氷河だけは前進氷河です。
バリー氷河のアップ。表面は土砂でしょうか汚れてます、丁度3月のスキー場のようです。
カスケード氷河のアップ。海までとどいてないですね。どんどん溶けているのでしょうか。
これはあまりに寒いので船内から撮影。
帰りにはまたラッコを発見。手前の氷の上に乗ってるものはラッコが食い散らかした残骸
ミツユビカモメのコロニーもありました、この時期いなくなるそうなのですがまだ残ってくれてました。
ドールシープ然りミツユビカモメも断崖絶壁がお好きなようです。
他にも断崖絶壁といえば、温暖化で溶け出しているのでしょうか、いたるところに滝も見ることができました。
人間だけの地球ではないのに、勝手に温暖化させてたくさんの動植物の住処を奪っているのは業の深いこと。この先この借りを返さなければ、やがては人間の住処も自分達で奪うことになるんでしょう。すでに手遅れな気もしますが。
ガイドさんがユニークな旅の例として、マーズワンというオランダのベンチャー企業が火星移住プロジェクトを進めていると話しておられました。地球に住めなくなった人類が大挙して火星に向かう日も遠くないのかもしれませんね。ちなみにこの火星移住、片道切符だそうです。
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