ゴールデンハートパーク アラスカ石油パイプライン アラスカ大学博物館

アラスカ旅行記 2日目(2013/09/07)

フェアバンクスへ向かう途中でゴールデンハートパークアラスカ石油パイプラインアラスカ大学博物館へ寄りました。

ゴールデンハートパークは、観光地なのでもっと広いところかと思っていたのですが、チェナ川沿いにある小さな公園でした。
真ん中にエスキモーの銅像「知られざる最初の家族」があります。周りにはアラスカの歴史のような沢山のレリーフも。  知られざる最初の家族ゴールデンハートパークレリーフチェナ川の対岸にはイマキュリッツ・コンセプション教会という美しい教会が見えます。

イマキュリッツ・コンセプション教会公園入り口のYukonQuest(ユーコンクエスト)の看板。
YukonQuestとは某ゲーム会社のドラ○ンクエストみたいな生易しいものではなく、極寒の2月にホワイトホースとフェアバンクス(スタートとゴールは毎年入れ替わる)の間、約1000マイルを犬ぞりでどれだけ早く走破できるかという過酷なレース

ユーコンクエストなんでこんな命がけのレースが開催されているのかというと、1925年の冬にアラスカでジフテリアが発生し血清が必要でしたが、風速40mの猛吹雪がアメリカからアラスカの陸路を断っていたため、救助隊はイヌぞりで血清輸送し市民を救ったという史実が起源のようです。
このとき一番最後の区間を輸送したリーダー犬がバルトでその功績を称え、ニューヨークのセントラルパークに銅像まであります。
バルト君の凛々しいお姿。 arrow_down (これはチェナホットスプリングス犬舎前にある銅像) バルト次に向かったのは、アラスカ石油パイプライン

なんでそんなものを観光するかというとこの石油パイプラインも生半可なものではありません。
これはアラスカ北部のプルドーベイというところから南部のヴァルディーズまでの約1280㎞を縦断してオイルを運んでいます。地図は arrow_down
ちなみにこの距離を日本でいうと本州の全長とほぼ同じ(本州の全長約1300km)距離になります。

アラスカ石油パイプライン地図実物はコレ arrow_down 地上から浮いているのは野生動物の通行の妨げにならないよう配慮されているそうです。アラスカらしいですね! smile

アラスカ石油パイプラインただオイルを流しているだけだと詰まるので、お掃除するのはルンバならぬこのゴムの塊みたいなもの。 arrow_down

アラスカ石油パイプライン掃除機アラスカの大地は地下に永久凍土があって、パイプラインの熱で溶けてしまったらパイプが倒れたり大変ってことで、地中の温度を管理できるシステムも採用されているんですが、この石油パイプラインなんと日本製
ちょっとアラスカとの距離が縮まった気がした瞬間でした。

アラスカは極寒の地だけど、この石油のおかげでかなり潤っていて、個人の所得税とか消費税とかが軽かったり、なかったりするみたいですよ。
住んでみます?寒いケド sweat_smile

次に向かったのが、アラスカ大学博物館
アラスカ大学!絶景のいいところに立ってました。ここでならよく勉強できそう。(限定:冬以外 sweat

アラスカ大学景色博物館では野生動物の標本エスキモーの生活などが豊富に展示されていて、太陽の波動を音と色に変換し身体で体感するお部屋なんかもありました。
なかでも、氷づけで発見された狼にお尻を噛まれた牛の剥製や大きなグリズリーベアが印象に残ってます。

狼に噛まれた牛の剥製グリズリーベアそしてまたまた、、、
ガイドさんが言うには
万が一・・・
「オーロラが見れなかった時の保険として撮影しといたら?」
というのがオーロラの映像を流していた巨大スクリーン
今日の夜はぜったい見ると意気込んでいたものの、、、
一応撮影しとこうかな arrow_down アラスカ大学博物館オーロラ映像

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