タルキートナからウィッティアへ

アラスカ旅行記 5日目(2013/09/10)

5日目はこの旅行のクライマックスを飾る氷河クルーズへ。

といっても、このタルキートナから氷河クルーズができるプリンス・ウィリアム湾へは、全米屈指の景勝道路スワードハイウェイ約300km、5時間の移動です。

オーロラを見るためとはいえ、睡眠時間3時間程度で起動し続けた昭和製ボディには疲れも出てきているので、丁度いい睡眠タイム!と考えていましたが、アラスカの大自然はそうさせてくれません。

絶景に次ぐ絶景でほとんど寝てる間もなく、またまたあっという間に時間が過ぎるのでした。

川車窓から1車窓から2山肌に見える白い部分は氷河です。

氷河氷河2深い山や谷が神秘的。

神秘的な山遠くの沖合いでは白イルカがピチピチと跳ねている姿も何度も見ることができました。

雨の上、スピードも出ているので、山肌に沢山の氷河や、水面のイルカなど、ここでの写真があまり撮れなかったのは残念ですが、急ぐのにも理由が

今回の氷河クルーズ船が出る港ウィッティアへは「アントン・アンダーソンメモリアルトンネル」というトンネルをくぐらなくてはいけないのですが、このトンネルが曲者で、1時間に一回の交代制で通行ができるというもの。

決まっている時間に間に合わないと次は1時間後になってしまうんです。

このトンネルは1943年に鉄道用のトンネルとして完成し、2000年からは車も通行できるようになったもので、電車が一台通れる幅しかなく、さらに中身は固い岩盤をくり抜いてやったぜ的手作り感満載な約4kmに及ぶトンネルです。

トンネルの入り口はオシャレな山小屋みたいに見えなくもない、おおよそトンネルには見えないもの。
窓ガラスが雨で濡れて滲んでしまってますが、この真ん中の三角が入り口。

アントン・アンダーソンメモリアルトンネルこのウィッティアという町なんでこんなアクセスが悪いかというと、もともとは米軍の秘密要塞だった場所なんだそうです。

ガイドさんの話では、冬には極寒のため外に出なくても買い物などが全て地下街でできる、ベルジック・タワーズ(だったと思う)という大きな建物に150人くらいの住民が皆で暮らしているそうです。
うちやったらちょっと。。。
いや大分!息がつまりそうです。 sweat

 

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